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2012年08月05日
月経期間には脂肪が落ちやすい時期があります。
ほとんどの成人女性は、
約1ヶ月の間に体重が減りやすい時期があるのを経験的に知っているはずです。
それは、生理(月経)終了後の約2週間です。
個人差はありますが、
特に食事制限をしているわけでもないのに体重は少し下がり気味になり、その後再び上がります。
新陳代謝が活発になるこの時期は、肌もツヤやかで透明感があります。
逆に、生理開始直前や生理中は、カラダがむくんだり、体重が増えやすい傾向にあります。
これらの現象は、月経期間中における卵胞ホルモンという女性ホルモンの分泌量の変化によって生じるものです。
このホルモンは女性のカラダに水分を溜め込み、筋肉を柔らかくする働きを持っています。
したがって、生理中に足や顔がむくんだりするのです。
こうした月経期間の体重変化を知ることは、効果的なダイエットにつながると言えるでしょう。
つまり、ダイエットをスタートするのなら、生理中に増えた体重が落ち始める月経終了後がベスト。
カラダの新陳代謝が活発なこの時期に有酸素運動や食事改善を行なうと、
精神的な安定感があることもプラスになってダイエット効果が一層高まります。
逆に生理前や生理中は、ダイエットの効果はなかなか得られません。
したがって、この時期は体重が減らなくても、焦ってダイエットをあきらめないようにして下さい。
ただし、倦怠感などがあるときは、無理せず運動やトレーニングは休むことです。
食事については水分を控えめにし、
ビタミンB6、マグネシウム、繊維質などを多めに摂り、食べ過ぎないないようにしましょう。
月経周期中のカラダのリズムは大きく、
「生理期」・「卵胞期」・「排卵前後期」・「黄体期」・「生理前期」の5つに分かれます。
ご自身の月経周期は基礎体温を測ることによって分かります。
これからダイエットを始めようと思う人は、
まずは基礎体温の変化と体重の変化を比較してみるといいでしょう。
ダイエットと生理の関係について、もう一つ覚えてもらいたいことがあります。
それは、ダイエットのために極端な食事制限を続けると、生理が止まってしまう危険性があるということです。
からだに必要な栄養素が不足し続けると、体中のあちこちに悪影響が出てきます。
女性がもっとも影響が出やすいのは、ホルモン分泌が悪くなり生理が止まってしまうことだと言われています。
この場合、痩せるというよりはヤツれてくるという結果になり、
栄養不足の状態がさらに続けば、それこそ命に関わることになります。
やはりダイエット中であっても、バランスのとれた栄養補給は絶対に不可欠です。
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